目次
- バスク旅行初日 成田空港からビルバオへ
- バスク旅行2日目 サンセバスチャンバル巡りとゲタリア散策
- バスク旅行3日目 引き続きバル巡りとオンダリビア散策
- バスク旅行4日目 バイヨンヌ・ピアリッツ・サンジャンドリュズ散策
- バスク旅行5日目 サンセバスチャンでバル巡り、ビルバオへ移動
- バスク旅行6日目 ビルバオ散歩とビスカヤ橋
- バスク旅行7日目 ビルバオ街歩きとグッゲンハイム美術館
- バスク旅行8日目 ビルバオからパリへフライト、パリ散策
- バスク旅行9日目 ストラスブールとコルマール散策
- バスク旅行10日目 パリ市内観光
2日目はサンセバスチャンに移動してバル巡りをする予定です。ビルバオからサンセバスチャンへはバスで1時間半くらい。バスのチケットは日本で予約しておきました。出発は8時45分。若干起きれるか心配でしたが、飛行機で寝すぎたのか時差ボケなのか、6時過ぎに目が覚めてしまいました。二度寝できそうにないので周辺を散歩することに。6時過ぎなのでもうある程度外が明るくなっているのでは、と思って外に出てみると真っ暗でした。
ただ、ホテルに戻ったとしてもやることがないのでしばらく歩いてみます。
人が全くいませんし、日本みたいに24時間営業のコンビニも無いので真っ暗です。現地に着いてから気づきましたが、この時期(9月中旬)の日の出日の入りは日本と2時間ズレがあるイメージですね。夜は20時過ぎまで明るいのですが、朝は7時頃でも暗く、8時に明るくなって20時半位に暗くなります。日本は6時過ぎに明るくなってきて、18時半には徐々に暗くなっていきますよね。日中が長いのでなく、単に、2時間ずれているだけに感じます。
写真は取り忘れましたが、繁華街では少数の酔っ払った若い人が騒いていました。プラプラ散歩して川沿いの遊歩道まで散歩しました。だんだんお腹が減ってきたので、カフェやスーパーを探しましたが、全く見つからず。30分程度フラフラ歩いてようやく発見しました。
店内はこんな感じ。
お腹が空きすぎてパンを3つくらい食べてしまいました。コーヒーを頼みましたが、出てきたのはエスプレッソ?小さなカップのコーヒーです。こっちではアメリカーノと頼まないとイメージするコーヒーは出てこないみたい。写真のコーヒーは2杯目のアメリカーノです。小さすぎて1杯では足りませんでした。パンも追加で注文したのですが、そのときに店員のおじさんが小銭を見て興奮し始めました。スペイン語だったので、何を言っているのかわかりませんでしたが、交換してもいいかと聞いているようでした。最終的には財布を渡して、好きなだけ交換してあげました。あとで調べてみると、どうやらユーロの小銭は国ごとにデザインが違うみたい。
去年、ドイツやオーストリアに旅行したので、その時のコインが入っていたみたい。全然気づきませんでした。 食べ終わってちょっと休憩したあと、バスの時間が近づいてきたのでホテルにもどりました。
ホテルはスペインサッカークラブのアスレティック・ビルバオ本拠地、エスタディオ・サン・マメスのすぐ近く。
バス停に到着。予定通り乗れて安心。
だいたい1時間半くらい。バスも狭くなく、快適。
サンセバスチャンに到着。今回の旅行ではサンセバスチャンに3泊する予定。サンセバスチャンを拠点にフランスバスクやゲタリアを観光します。
9月中旬でしたが、サンセバスチャンは過ごしやすい気温で快適。
3泊ともホテルニーサに泊まりました。
海を眺めたあとは、早速今回の旅行のメイン、食べ歩きに向かいます。 バル街に向かう途中で出会った謎のダンス。
バル街に到着。
早速一軒目のバルに到着。ここはホタテの料理が美味しくて後日もう一度食べに来ました。だいぶ日本人のお客さんが多いのか、ホタテ料理の写真を指差すと、「ホタテ?」と日本語で確認してくれました。
飲み物はシードラを注文。バスク地方では、シードラとチャコリというお酒が有名らしいので、まずはシードラを頼みました。りんご酒です。 こんな高いところから注いでくれます。
こんな意味があるみたいです。
アストゥリアスではグラスに注ぐ際、頭の上の高い位置のビンから、腰のあたりの低い位置のグラスに注ぐという独特な方法で注ぐ(エスカンシアール)。これにより空気を多く含み泡が立つので、その泡が残っているうちに一気に飲み干すというのが現地での飲み方とされている。 シードル(ウィキペディア)
ふむふむ。
これ以降はずっとチャコリばかり飲んでいました。
チャコリは、微発砲性でごく辛口、酸味が強く、アルコール度数が低いワインである。主にスペイン北部のバスク州、ナバーラ州、カンタブリア州、ブルゴス県北部で栽培・製造され、チリでも少量を生産している。一般的には白ワインであり、淡い緑色を持つ種類もあるが、中には赤ワインやロゼの品種も使用される。チャコリ - Wikipedia
らしいです。
これがホタテ料理。奥さんがホタテ好きで帰国するまでに3個食べていました。
食べ終わると早速2軒目に入ります。グーグルマップに星をつけていたこの店はほぼ目の前にありました。
これは名物のうなぎの稚魚もどきです。もともとうなぎの稚魚をこのように食べていたらしいのですが、うなぎの価格が高騰して今はすり身で作っているようです。今回は食べませんでしたが、次回は本物も食べてみたい。
2軒はしごしてだいぶお腹が一杯になったので街をぶらぶら歩きます。
まだまだお腹いっぱいですが、デザートとコーヒーを飲みに3件目へ。
デザートはバスクケーキにしました。
だいぶお腹いっぱいで疲れたので一度ホテルに戻ることに。行きと別の道を通って帰ります。
犬を連れている人たちは地元の人かな。観光客と地元の人との比率が気になります。
ここは教会かな?
観光客はたくさんいましたが、この時期は8月より少なくて過ごしやすいみたいです。滞在していても人の多さをストレスに感じることはほとんどありませんでした。
海岸沿いは本当にきれい。
謎の数字を毎日書いているおじさんがいました。広告?
ホテルに着きました。
手動で扉を締める形式のエレベーター。レトロで到着したときははしゃいじゃいました。
ホテルで軽く休んだあとは足だけ水浴び。
お腹いっぱいでバルを回れず、水浴びもしてだんだん暇になってきたのでバスに乗ってゲタリアへ。ゲタリアを探検して運動しつつ、ゲタリアの名物、魚介の炭焼き料理を食べる計画です。ゲタリアまではバスで45分。
ゲタリアに到着しました。
到着してみると素朴でこじんまりとした港町。
こういう感じの街が好きなので、テンションが上がります。
ちょっとおもしろそうな小道を発見。坂があると登ってしまうくせがあって、だいたい登り始めると想像よりハードでヘトヘトになるというパターンを繰り返しているのですが、今回も登ってしまいました。
登り始めるとぶどう畑がいっぱい。
こういうヨーロッパっぽい風景、いいですねー。登ってよかった。
とりあえずハイキングを満喫できたので街に戻ることに。まだ明るいですが、すでに19時過ぎ。お腹もようやく減ってきました。
もうそろそろ日の入りの港。
地元の人?が広場に集まってきます。
踊りはじめました。
美味しそう。
夜ご飯はここで炭焼きを食べることに。
パンにつけるソース
スープ美味しい。
カニ。
メインの炭焼き料理。店員さんがばらしてくれたので一匹の写真は撮れず。美味しかった。
料理も美味しく、最高のゲタリア滞在になりましたが、実はレストランで食事しているときから帰りのバスがあるのかが気になっていました。夜は本数も少ないので、気をつけないと帰れなくなります。今回はほぼ最終?便でサンセバスチャンに帰ることができました。
駅までバスで移動し、電車でサンセバスチャンまで戻ります。バスは Getaria -> Patxita Etxezarretaで、電車は Zumaia -> Amara-donostia。バスで降りる場所を1駅間違えて焦りました。
サンセバスチャンに到着したときに、若い人に「ここはサンセバスチャンか?」と聞かれ、「そうだよ」答えると、笑顔で「グラシアス」とお礼を言われてちょっとうれしかったです。
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